大きなサイズでも、甘やかでかわいく　I75まで揃う「PARFAGE（パルファージュ）」の魅力に迫る

ボリュームバストの女性が困るシーンのひとつといえば、ランジェリー選びではないでしょうか。今回、「かわいいランジェリーになかなか出合えない……」といったお悩みを持つ方へ今ご紹介するのは、ワコールの百貨店限定ブランド「PARFAGE（パルファージュ）」。フラワーフェミニンなかわいらしいデザインはもちろん、大きいバストを美しく見せる機能など、たくさんの魅力が詰まった「パルファージュ」について、インタビューを交えつつご紹介します！

池田園子

2018.1.16

下着

ボリュームバストの女性が困るシーンのひとつといえば、ランジェリー選びではないでしょうか。バストのサイズが大きくなると、かわいいランジェリーになかなか出合えない……。

そんな悩みを多く聞いてきたことから「HEART CLOSET」ブランドメディアでは、大きなサイズでもかわいらしいランジェリーを展開するブランドをいくつかご紹介してきました。

今回取り上げるのは、ワコールの百貨店限定ブランド「PARFAGE（パルファージュ）」。2017年で誕生30周年を迎えた歴史あるブランドです。

花の刺繍や美しいレースが散りばめられた、花畑を想起させるエレガントなデザインが素敵。ブランドコンセプト「愛される、香り。」の通り、女性からも男性からも好感を持たれるかわいらしさを感じさせます。

誰からも愛されるかわいらしいランジェリーが揃う「パルファージュ」

「フラワーフェミニンなデザインのランジェリーとして人気のパルファージュは、20代～30代の女性をターゲットとし、オフィスでもプライベートでも身に着けていられる、1日のあらゆるシーンに対応できる機能、デザインで作っています。

ワコールのキャンペーン商品（手に取りやすい金額感の商品）のブラジャーが5000円〜なのに対し、パルファージュは8000円〜と少し高めの価格帯です。安心感や上質感を求める女性たちで、かつランジェリーにこだわる方、ランジェリー好きな方が購入されるケースが多いです」（ワコール広報福岡智亜紀さん）

毎シーズン約7グループの新作が登場し、1グループの中に約2種類のブラジャーがあります。商品によって異なりますが、サイズの幅はA65〜I75。アンダーバストは65から100まで5cm刻みです。

ブランドが生まれた頃からFカップまでは展開していましたが、G・H・Iカップを販売するようになったのは、ここ20年ほどだと福岡さんは振り返ります。今から30年ほど前、80年代半ば頃までは、バストを大きく見せないのが“主流”。ブラのカップサイズが大きいこと＝少し恥ずかしい、という意識が世の女性たちの中にあったといいます。

「バストを小さく申告する」のが当たり前だった時代

たとえば、実際のサイズがG70であったとしても、カップを下げる代わりにアンダーバストを上げて、C80のブラジャーを選ぶ……といったように、本来のカップサイズよりも小さく申告する方が多かったそう。Iカップの場合、トップバストとアンダーバストの差が25cmなので、C80を選ぶと「とりあえず入る」状態です。

「体型、バスト周りがきれいに見えるかは保証できませんが、G70はC80で一応対応できてしまう。着用する女性自身に、カップを上げてバストを豊かにきれいに見せる、という発想はなかったわけです。

ただ、さすがにアンダーバストが70の方が、80を身に着けるとゆるゆるなので、そうなるとC75、D75くらいのブラジャーを選ぶ方も。小さなブラジャーでバストを締め付けると、バストはきれいに見えませんし、締め付けられた上半身にも負担はあったと思います」（福岡さん）

そんななか、ワコールから登場した、バストを“寄せて上げる”「グッドアップブラ」が1992年に大ヒット。バストコンシャスという概念とともに「ブラのカップサイズが大きいこと＝少し恥ずかしい」という意識も変容し、大きなバストを無理して小さく見せるのではなく、ありのままを美しく見せるという考え方が広がり始めました。

ボリュームバストな女性がようやく、自分のバストを肯定し、本来のバストを素敵に見せる発想が当たり前になってきた頃です。