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4つの質問に答えるだけで自分に合ったブラジャーがわかる「FITTIN」とは?

4つの質問に答えるだけで自分に合ったブラジャーがわかる「FITTIN」とは?

ブラジャーの試着がオンラインでできるサイト「FITTIN(フィッティン)」をご存じですか? オンラインでフィッティングができるってどういうこと? 4つの質問に答えるだけで本当に自分に合ったブラがわかるの? フィッティング情報をもとに作れるオーダーメイドブラって? そんな数々の疑問点について、社長の本間佑史子(ゆみこ)さんに伺いました。

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2017.7.31

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FITTINの提供するオンラインフィッティングサービスでは、4つの質問に答えるだけで、14ブランド・12のデザインタイプから、バストに合ったものを30秒で見つけてくれます。FITTINのサイトからそれぞれのブランドのECサイトに移行できるので、オススメされたブラジャーが気に入ればそのまま購入までできるシステムです。
また、FITTIN自身もブラジャーのオーダーサービスを行っており、オンラインフィッティングサービスで導き出されたオススメブラジャーをオーダーすることもできます。

 

今回は本間さんに、どうしてオンラインフィッティングサービスを始めようと思ったのか、気になる「バストに合ったブラ」を探すFITTINの仕組み、今年7月から始まったカスタムオーダーサービスなどについて伺いました。

 
 
 
 
 

オンラインのフィッティングサービスとは

――どうしてFITTINのようなオンラインフィッティングサービスを始めようと思ったのですか。

 

ブラジャーって、たとえば「C70」といっても、メーカーやブランドによってサイズはバラバラなんです。40パーツほどあるから、ちょっとしたパターンやデザインの違いが積もり積もって大きな差を生むんですよね。だから、お客さんが購入のたび自分にあったものを選ぶのって難しいなとずっと思っていました。

 

じゃあ、みんなが店頭でフィッティングサービスを利用しているかというと、今みたいに暑い時期だと、「汗かいてるし」って躊躇しますよね。子ども連れだと、子どもから目が離せない。地方だと、そもそもフィッターさんがいない……。

 

元々トリンプのEC部門の責任者をしていたこともあり、こういった「自分に合ったブラジャーを選べない」状況を、ネットを使って解決できないかと考えたのがきっかけです。

 
 

――これまでFITTINのようなオンラインサービスはなかったのでしょうか。

 

意外なことに!
競合はほぼいないと認識しています。

 

下着は、まだまだ店頭販売が強いんです。ですが、海外を見ていると、日本も今後ECが伸びていくことは間違いありません。そういった将来を見込んで、ZOZOTOWNの下着版のような存在になりたいなと考えています。
また、下着に関する様々な情報を、中立の立場で提供できるプラットホームのような立場も目指しています。

 
 

――FITTINでは、「バストサイズ」「ボディタイプ」「バストの形」「バストのお悩み」という4つの質問に回答すると、自分に合ったブラジャーをオススメしてくれます。4つの質問では、どのようなことを計測しているのでしょうか。

 

この4つの質問は、店頭でフィッターさんがやっている情報収集と同じなんです。
フィッターさんはお客さんが来るとまず、「胸の大きさ」「全体的な体型」といった視覚情報を確認します。次に、お客さんの悩みを聞き、自分の持っている商品情報と照らし合わせて商品をオススメします。

 

これをアルゴリズムにやらせているのがFITTINです。
たとえば1つ目の質問に「F65」と入力すると、蓄積されたデータから「細身かな」「アスリートタイプではなさそうだ」などと推理をするんです。

 

こうやって質問を積み重ね、そこから「バストを中央に寄せたいはず」「バストにボリュームがあるから脇の幅は12センチ以上で、ボーンが入っているブラがいいだろう」「細身なので、アンダーには硬すぎず柔らかすぎない素材を使ったものがいいのでは」と推理を重ね、その推理で導き出されたデザインタイプを「オススメ」として提示しています。

 
 

――なるほど。実際トライして気になったのが、4つ目の「バストのお悩み」です。「締め付け」「ハミ肉」などの項目がありますが、これは個人の主観が大きく、実際は問題ないものも「悩み」として拾ってしまうのでは。

 

これはむしろ、それぞれのユーザーさんの「気になっているところ」を知るための質問なので、個人の主観で全く問題ありません。
たしかに、客観的に見ると全く問題ないこともあると思います。ですが、顕著ではなくても本人が気になっていることはしっかり解決していくべきだという考えで、この情報も反映して下着をオススメしています。

 
 
 

ブラジャーのオーダーメイド事業もスタート

――他社ブランドのブラジャーを紹介するだけでなく、今年からFITTIN自体もブラジャーのオーダーメイドを始めました。7月には初回配送も行われましたが、どうしてオーダー事業を始めたのでしょうか。

 

オンラインフィッティングサービスで集まった情報を整理する中で、特定のサイズの商品が少ないことがわかりました。具体的に言うと、AAA、AAやF~Iカップです。せっかくFITTINを見てくださっているのに、レコメンドできる商品がないという状況を変えたかったのが理由の一つです。

 

また、起爆剤になるような事業がほしいと考えていたので、ビジネスの観点からもオーダー事業は必要なものでした。

 
 

――それで、一部デザインはAAやGカップの取り扱いもあるんですね。

 

はい。現在、締め付け感が軽減され付け心地が楽な「コンフォート」(B70~E70)、付けると自然にボリュームアップできる「バルーン」(AA70~D65)、大きなバストをコンパクトかつきれいに見せる「スタイルアップ」(C75~G75)の3つのデザインを展開しています。

 

いずれもサイズに関係なく、ショーツとセットで1万800円(税込み)。セット価格としてはオーダー業界最安値ではないかと思っています。

 

もちろん、値段だけでなくクオリティにもこだわり、製造も国内工場で行っています。

 
 
 
 

――そのこだわりの一つが、データを基に行われる「カスタム」ですね。

 

そうなんです。オンラインフィッティングサービスで得たデータを基にカスタムします。
たとえば、「胸が離れ気味」という方ですと、胸をしっかり寄せるためサイドにダブルパッドを入れます。また、バストが横に流れないようサイドボーンも取り入れます。

 

こういったカスタムが、4つの質問に答えるだけでできるんです。
なので、一人ひとりに合った、きれいに見えて疲れにくいブラジャーをお届けしています。

 
 

――すでに手元に届いたお客さんも多いかと思いますが、反響はありますか。

 

やはり、胸の大きな方からの反響がありますね。これまでは「入るか入らないか」というサイズだけで選んでいたが「きれいに見せる」という観点でブラジャーを選べるようになった点は、喜んでいただいています。

 

お話を伺っていると「サイズがないので小さいものをつけていた」なんて声があるんですね。ですが、バストにボリュームのある方が小さいものをつけると、胸がサイドに流れて横幅が出て、さらに大きく見えてしまいます。真ん中に集めるとコンパクトに見えます。

 

FITTINのオーダーブラではこうした「真ん中に集める」こともできるので、ぜひトライしていただきたいですね。

 
 

――今後のFITTINの展望はいかがですか。

 

オーダーメイド事業に力を入れていきたいと思っています。今はホワイトベースとブラックの2色展開ですが、もっと色んなカラーが選べるようにしていきたいですね。

 

サイズも、Iカップ、アンダー80まで展開する予定なので、胸の大きな方にも、もっとFITTINのオーダーブラを手に取っていただきたいと思っています。

 
 
 
 
 

本間佑史子さんプロフィール

FITTIN株式会社代表取締役社長。2009年、トリンプインターナショナル株式会社に入社。直営ブランドのECサイト責任者を経て、2013年に人材事業・ECコンサルティングを手掛ける会社を設立。オンラインフィッティングサービス事業を残して、会社を売却。現在は2016年3月に設立したFITTIN株式会社(https://fittin.jp/)にて、ブラジャーのオンラインフィッティングサービス、オーダー事業を展開中。

 
 

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