以前、胸が大きい女性の下着の悩みについて紹介しました。
参照：胸が大きいとブラを選べない？ ブラジャー市場調査
この記事では、大手下着会社2社が公式通販で取り扱っているブラジャーの種類について、カップサイズ別に調べました。
Cカップが最も多く、Cカップからサイズが離れていくほど、取り扱うブラの種類が少なくなるという結果でした。
平均から離れていくほど選択肢が狭まるのは、アンダーバストのサイズでも同じです。
下着のアンダーバストは、65・70・75の3サイズ展開が一般的。
皆さんが手に取る機会の多い大手下着会社2社も、65を最小サイズとしています。
この65を最小とする3サイズ展開は、あくまで日本人の平均から導かれた数字。アンダーバストが65未満の女性も、もちろんいます。
たとえばこちらの写真の女性。服の上からの測定でアンダーサイズが62センチでしたので、実寸は60程度かと思われます。
アンダー60と聞くと、モデル体型を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、小柄な人だとままあるサイズなんです。
そうした小柄で胸が大きい人からよく聞かれるのが「カップサイズが大きいものになると、65すら取り扱っていない」という悩み。
ジャストフィットのブラジャーをなかなか見つけられず、胸の揺れや下着のずれに悩まされているという声も。
提供：All for Me
既製品ではジャストなものを見つけるのがきわめて難しいのが現状ですが、少しずつ選択肢も広がっています。
セミオーダーメイド通販の「All for Me」では、アンダーバスト60～100センチに対応しています。
Jカップまで対応しているので、カップサイズが大きくてアンダーが細めの方にオススメです。
ワコールのセミオーダーブランド、「デューブルベ」では、アンダーバスト62～102センチ、Iカップまで対応しています。
こちらは店舗限定ですが、独自のサイズ測定で、よりフィットするサイズの下着を購入できます。
また、下着専門店によってはアンダーを詰める「お直し」を手掛けているところもあるので、店頭で確認するのも手です。
提供：All for Me
このほか、洋服のリフォームを行っているお直し屋さんの中にも、下着のお直しを行っているところがあります。
「山田洋服株式会社」では、下着のアンダー詰めも行っています。郵送でも受け付けていますが、縫い方などによっては難しい場合もあるそうで、料金も含め、店舗でのご相談がオススメとのことでした。
本来と異なるサイズを付けていると、胸そのものの形が悪くなったり、健康を害したりする可能性もあるので、自分ピッタリのサイズの下着を着けることをオススメします！ また今後、そうしたジャストサイズが作りやすい、セミオーダーのブランドが増え、気軽に買えるようになっていくと良いですね！
（めるのあやか）
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