胸が大きい人にとって、悩みは服や視線の話に留まりません。今回は、豊かなバストをもつことでおきる意外な悩みと対策についてご紹介します。
神之れい
2017.7.12
胸が大きい人にとって、服や視線の悩みは尽きないものです。「合う服がない!」「いやらしい目でみられる!」なんて声は見聞きすると思います。
しかし、巨乳女子の本音を集めると、悩みは服や視線の話に留まりません。豊かなバストをもつことで起きる意外な悩みと対策について、今回は聞いてみました。
■下乳に湿疹発生! 汗のニオイも気になる
「乳房の下部分が蒸れて、特に夏は大変です。ひどい場合は湿疹ができてしまうこともあり困るし、なんだか嫌な臭いがするときも……。出かける前はおっぱいの下にベビーパウダーをはたいたり、外出先のトイレで汗ふきシートでぬぐったりして、こまめに汗や湿疹対策をしています」(28歳)
胸が大きいと、乳房の下のケアまで気が抜けないようです。いまは汗ふきシートや制汗剤の種類が充実していますから、自分に合うアイテムを見つけて上手に取り入れていきたいですね。
■同性から無遠慮に胸を触られる
「異性からのセクハラももちろん耐え難いのですが、同性からのセクハラも大変です。女同士だから許されると思っているのか、『おっぱい触らせて!』と言ってこちらの『いいよ』の返事も待たずに揉んでくることがあるんです。やめてと言っても『女同士なんだし、いいでしょ!』と言われると、切り返しに困ってしまいます」(33歳)
どうしても嫌なときは、真面目に訴えて気持ちを理解してもらうしかないかも……。それでも理解がないのなら、それとなく友情に距離を置くのも一つの手です。
■旅行の荷造りが大変
「バストが大きい分、ブラジャーも特大です。ブラジャーは型崩れのリスクがあるのでぺたんこに折りたたむこともできませんから、旅行バッグの中でかなりのスペースをとってしまいます。長期の旅行だと、おもわぬ荷造りの負担になることも。スポーツブラやノンワイヤーブラを使えば折りたたむこともできますが、そもそも巨乳に合うスポーツブラとかって、ないんですよね……」(30歳)
しっかりした作りのブラジャーだと、粗末に扱うことはできません。かさばることは分かりきっていますが、胸のふくらみ部分にショーツやキャミソールを丸めて入れるなどして、少しでもスペースを有効活用してみてはどうでしょう。
■遠回しに傷つけられる
「巨乳の私と普通サイズの女性と、その女性のことが好きな男性と一緒にいた場合。女性が私のバストサイズを羨ましがると、すかさず男性が『僕は大きすぎるバストより◯◯ちゃんくらいがいいよ!』なんてフォローを入れてくるときがあります。彼に悪気がないのはわかっているけど、これって地味に傷つきます」(25歳)
男性としては好きな女性へのアピールでしょうけれど、もらい事故とはまさにこのこと。傷つきますし、それほどアピールにもなっていなさそうだしで、誰にもメリットはないかも。「別にこの人に好かれたいわけじゃないし!」という気持ちでいれば、傷つかないかも?
■あだ名が“おっぱい”関係
「一番目立つ身体的特徴が大きな胸のせいか、学生時代からずっとあだ名がおっぱいに関するものばかりでした。『牛ぱい』『巨乳ちゃん』『ぱいぱい』など……品のないあだ名ばかりです」(36歳)
外見を元にあだ名をつけられることはよくあることですが、自分が喜べない部分であだ名をつけられるとツライですよね。ここは先回りして、自分から「◯◯って呼んでほしい!」とあだ名や名前をアピールしたほうがよさそうです。
容姿の悩みはつきないものですが、上手に対処していけば、嫌な気分になることもずいぶん少なくなるのではないでしょうか。
対処法がわからないときは、信頼できる誰かに打ち明けるのもいいですよ。
一人で悩みを抱え込んでいると、気分も落ち込んでしまいがちです。打ち明けることによって、もしかしたら、あなたが思いつかなかった解決策を見つけてくれるかもしれません!
(文・神之れい/編集・おおしまりえ)
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