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胸が大きい人向けの着付けノウハウをプロに聞いてみた!

胸が大きい人向けの着付けノウハウをプロに聞いてみた!

11月15日は「きものの日」。結婚式やお正月など着物が活躍するシーンは多いですが、「胸が大きいと着物をきれいに着こなせないし、すぐ着崩れる!」と悩んだ経験はありませんか? そこで今回は、Gカップ体験ブラを着用した状態でプロに着物を着付けてもらった様子をご紹介します。美しく着付けるためのノウハウは必見です!

さやまきょうか

さやまきょうか

2017.11.15

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こんにちは、ライターのさやまです。11月15日は「きものの日」。暑い日や悪天候の日も減ってきて、結婚式やお正月などで「着物を着たい」と思うタイミングも増えそうですね。だけど、「胸が大きいと着物をきれいに着こなせないし、すぐ着崩れる!」と悩んだ経験があるボリュームバスト女子は多いはず……。

 

そもそも、どうしてバストが大きいときれいに着られないのでしょう? それは、着物の構造が直線的だから。平坦に着るためにまっすぐつくられたものを、メリハリが大きくて曲線的な身体に着せると、どうしてもバランスが崩れてしまうのです。無理やり着付けたとしても、上半身がどんどんはだけるように着崩れていってしまいます。

 

それでも、ボリュームバスト女子たちに和装を楽しんでほしい! と思い、美しく着こなすための対策を検証してきました! ちなみに、今回も特製Gカップ体験ブラを着用しています。

 
 

撮影にご協力いただいたのは、着物レンタル専門店の花ごよみ(http://www.87-goyomi.tokyo/) 六本木店。よろしくお願いします!

 
 
 

何の対策もせずに着てみると……

まずは、あえて何も対策をせずに着付けてもらいました。すると…

 
 

胸がバーンと強調されて、なんだかだらしない着こなしになってしまいました。全体的にシワも目立ちます。

 
 

後ろから見てみても、ズルっとした雰囲気に。お尻のあたりにくぼみができているのも気になりますね。しかも無理やり着たせいで、真っすぐ立っているはずなのに身体が歪んで見える……。

 
 

さらに近くで胸を見るとこんな感じ。迫力がすごい……。撮影中の短い時間にも、胸の重みでどんどん帯が下がっていってしまうことを実感できました。

 

やっぱり着物の構造上、身体の凹凸をできるだけなくす必要があるみたい。とはいっても、むやみやたらにタオルを詰め込めば、そのぶん全体的にガタイが良くなってしまいます。着物をきれいに着るためには、いったい、どうやって着付ければよいのでしょう?

 
 
 

検証開始!

そこでまずは、ネット上で見つけたノウハウを検証すべく、着付け師さん(以降:先生)に相談してみることに。

 

さやま「いろいろなサイトを見てみると、こんな感じのノウハウが“着物姿をすっきり見せられる方法”として紹介されていました。これらの方法を取り入れて着付けてもらえますか?」

 

<ネットで見つけたノウハウ>
・衿をするどく鋭角に合わせて抜く
・裾をすぼめる
・帯の中心を下げる

 

先生「うーん、確かにシャープな印象にはなるかもしれないけれど……。これらの着付け方は、あなたくらいのお嬢さん(注:筆者は25歳)にはあまりおすすめしません」

 

さやま「!! なぜでしょう?」

 

先生「基本的には、もっとお歳を召した人だったり、あとはクラブのママさんやホステスさんみたいに“粋”な着こなしをしたい人向けの方法なんです。もちろん、好みの問題なので着こなし方は自由なのですが、こういった着方をするときは、それ相応の着物を選ぶ必要も出てきます」

 

さやま「そうだったのですね……! ちなみに、こういう着こなしに適した着物はどんなものなのでしょう?」

 

先生「たとえば、真っ白や真っ黒で、艶やかな雰囲気のものが多いかな」

 

さやま「確かに、今の私には着る機会がなさそう……」

 

先生「あなたくらいの年齢の女の子たちがお出かけしたり、結婚式に出席するときに着るような着物で、衿を抜いたり、裾をすぼめたり、帯の中心を下げたりすると、ちぐはぐな印象になってしまうんです」

 

さやま「危うく、正しい知識がないまま中途半端に実践してしまうところでした! では、どうすればちぐはぐにならずにスッキリ見せられるのでしょう?」

 

先生「では、今からやってみましょうね」

 

というわけでプロの力をお借りして、改めてスッキリ見えるよう着付けてもらうことに!

 
 
 

改めて着付けてもらうと……

結論からお見せすると、こんな感じ!

 
 
 

先ほどと全然違って、とてもすっきりした印象になりました! おくみ線(裾にある縦ライン)もきれいにまっすぐ。後ろから見ても歪んでいません。Gカップ体験ブラはとても固いため、胸の存在感が多少残ってしまうのですが「本来の胸はぐっとつぶせるから、もっともっと美しく着つけられます」と先生。とはいっても、充分に胸まわりのボリュームが落ち着いています。

 

さて、どのように着付けてもらったかというと……

 
 
 

■とにかく身体の凹凸を最小限に!

 

綿花を使ってくぼみをうめる & 胸によってできる上半身の段差をタオルで程よく補正してもらいました。とくに谷間ができるあたりには、たくさん綿を詰め込みます。そうすることで、着物の胸まわりにシワができることを防ぎ、ピシッときれいな仕上がりになるのです。
そしてギュッとサラシを巻き、胸をコンパクトに! 固いGカップ体験ブラでも、かなりすっきり見えます。

 
 

ちなみに、今回使用した綿やタオルの量はこんな感じ。

 
 

本物の胸ならもうちょっと少なくても済むそうですが、それにしてもたくさん使ってもらいました。

 
 
 

■帯の微調整で視覚的にもすっきり

 

帯の幅も先ほどより少し広くなっています。そうすることで、胸が乗っかってしまうような印象がやわらぐのです。

 
 

また、タレ先もほどよく長めにしてもらい、後ろ姿のすっきり感もアップ。ベストな長さは一人ひとりの体型によって変わりますが、身長約160cmで普通体型の私は6〜7cmがほどよい長さだそうです。

 
 

改めて、最初の姿と比較してみましょう!

 
 
 

すっきり感が全然違いますね。何度も言いますが、Gカップ体験ブラは固い素材で補正が難しいので、本来はもっときれいに仕上がります。(先生は、固い胸に苦戦しながらもこんなにきれいに仕上げてくださいました。ありがとうございます……!)

 

また、着物の色や柄の選び方にもポイントが。

 
 

色… 薄い色よりも濃い色のほうが着やせして見える
柄… 全体に大きな柄が散らばっているものよりも細かい柄のほうがすっきり

 

つまり上の写真の2枚から選ぶとしたら、右の藍色の着物がベターというわけです。

 
 
 

まとめ

きれいに着物を着るポイントは、身体の凹凸を減らすこと。いわば、体を“なだらかな電信柱”のようにすることで、崩れにくくて美しい着こなしができるのです。そのため、ボリュームバスト女子の場合は、さまざまな方法で胸のボリュームを抑える必要があります。今回は、サラシを使ってギュッとコンパクトにしてもらいましたが、こんなアイテムを準備しておくとよいそうです。

 

・タオル3枚〜
・和装用ブラ(胸のボリュームをきれいに抑えてくれるもの。なければスポーツブラでも◯)
・二部式の長襦袢(上下が別れた和装用の下着)

 

お店で着付けてもらうときにも持参することをおすすめします。(予約のときに確認しておくと安心)

 

きちんと工夫をすれば、胸が大きくてもきれいに着物を着こなせます! ぜひみなさんも、和装をもっと身近に、楽しんでみてください!

 
 
 

(さやまきょうか)

 
 
 
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ライター。Webメディアや雑誌などで執筆中。身体を動かすこと、おいしいものを食べることが好き。
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