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胸の大きな女性のスッキリ見えコーデに「骨格診断」を活用しよう!

胸の大きな女性のスッキリ見えコーデに「骨格診断」を活用しよう!

胸が大きい女性に似合う着こなしを探してみると、出てくるのは「Vネック」「ワンピースにはウエストベルト」といった情報。試してみて、「なんだかしっくりこないな」と感じたことはありませんか。もしかしたら、それはあなたの「骨格」にあっていないのかも。「胸が大きい」という共通項はあっても、体つきは千差万別。自分に似合うスタイルを見つける方法の一つ「骨格診断」についてご紹介します。

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2017.7.28

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骨格診断って?

骨格診断とは、筋肉や脂肪のつき方、関節の大きさといったものから生まれる、生来の身体の「質感」「ラインの特徴」から、自分自身の体型を最もキレイに見せるデザインとファッションを知ることができるメソッドです。診断結果をもとに「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の三つのタイプに分類します。

「骨格診断」や、それぞれのタイプの特徴については、「骨格診断」の技術や知識の普及を行っている、「一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会」理事の上内奈緒さんにお話を伺いました。

骨格診断セルフチェック

まずは、以下の12の質問に答えて、自分がどのタイプか診断してみましょう。


Q1:手首~指の大きさの特徴は?
A:身長や身体の大きさの割に小さい。
B:身長や身体の大きさとバランスの取れた大きさ。
C:身長や身体の大きさのわりに大きい。

Q2:指の関節の大きさは?
A:小さい。
B:普通。
C:大きい。第二関節を通った指輪が、指の根元で回る。

Q3:手首の特徴は?
A:細く、断面にすると丸に近い。
B:幅が広くて薄く、断面にすると平べったい形。
C:骨がしっかりしている。

Q4:手首のくるぶしのように出っ張っている骨の特徴は?
A:ほとんど見えないくらい小さい。
B:普通に見える程度の大きさ。
C:とてもはっきりと出ている。または大きい。

Q5:手のひら、甲の特徴は?
A:手のひらに厚みがある。
B:手のひらは薄い。
C:厚さより、手の甲が筋っぽいのが目立つ。

Q6:首の特徴は?
A:どちらかというと短い。
B:どちらかというと長い。
C:太くて筋が目立つ。

Q7:鎖骨の特徴は?
A:ほとんど見えないくらい小さい。
B:細めの鎖骨が見える。
C:大きくてしっかりしている。

Q8:太もも、ひざ下の特徴は?
A:太ももは太くひざ下は細い。すねはまっすぐ。
B:太ももは細く、ひざ下は太い。すねは外側に湾曲しやすい。
C:太ももは肉感的ではなく、すねの骨は太い。

Q9:膝の皿の特徴は?
A:小さくて目立たない。
B:大きすぎず、小さすぎない。
C:大きい。

Q10:身体全体の印象は?
A:厚みがあり、肉感的。
B:うすく、メリハリに欠ける
C:骨がしっかりしていて、肉感的ではない。

Q11:足の特徴は?
A:身長や身体の大きさのわりに小さい。
B:身長や身体の大きさとバランスのとれた大きさ。
C:身長や身体の大きさのわりに大きい。

Q12:似合わないアイテムは?
A:やわらかい素材のアイテムは着太りする。
B:スポーティなアイテムだとやぼったく見える。
C:ピタッとしたアイテムだとたくましく見える。

A、B、C、どれが最も多かったですか?
多かったものがあなたの骨格タイプです。

A:ストレート
B:ウェーブ
C:ナチュラル

三つの骨格タイプ

上内さんによると、それぞれのタイプに以下のような特徴があるそうです。

ストレート

身体に厚みがある「メリハリボディ」タイプ。身長と比較すると首は短め。デコルテは筋肉のハリがあり、鎖骨があまり目立ちません。腰の位置は高め。肌は、ハリがあり、弾力を感じさせる質感です。厚みやハリ感のある素材が得意で、シンプルなデザインが似合います。重心が上にあるのもストレートの特徴。
胸の特徴:元々胸板に厚みがあるので、横から見ると立体的に見えます。そのため、実際より胸が大きく見えることも。筋肉質で、下垂しにくいのも特徴です。胸が大きい方はこのタイプが多いと思われます。
有名人では、藤原紀香さん、深田恭子さんがこのタイプ。

ウェーブ

身体が薄く、やわらかな曲線ラインを持った「カーヴィーボディ」タイプ。身長と比較して首は長め。鎖骨が細く、よく目立つデコルテです。腰の位置は低め。筋肉より脂肪を感じさせる、やわらかくてふんわりした肌の質感です。薄手でやわらかな質感、装飾のあるデザインが得意です。重心はどちらかというと下にあるのも、ウェーブの特徴。
胸の特徴:「細巨乳」と言われる方はこのタイプ。胸板に厚みがなく、バストトップの位置が低め。横から見ると、鎖骨からバストトップにかけてややえぐれたようなラインに見えます。
有名人で言うと、北川景子さん、戸田恵梨香さんがこのタイプ。

ナチュラル

骨や関節がしっかりした「スタイリッシュボディ」タイプ。首の長さには個人差がありますが、筋が目立つのが特徴。鎖骨の骨は太くて大きいです。腰の位置や肌の質感にも個人差があるタイプですが、骨を感じやすい肌質です。ラフでカジュアルなデザインが得意。ざっくりとした質感の素材が似合います。
胸の特徴:バージスラインが広め。ストレートとウェーブの中間。胸板に厚みがあります。個人差はありますが、横から見ると鎖骨からバストトップにかけて直線的なラインを持つ人が多いです。
有名人では、天海祐希さん、道端ジェシカさんがこのタイプ。

それぞれのタイプにあった着こなしは?

三つのタイプごとに、胸が大きな女性の着こなしのコツを伺いました。

ストレート:Vネックで胸元の縦ラインを意識

Vネック、深めのUネックなどで胸元を縦に開けると、首も長く見えスッキリした印象につながります。フリルや飾りがあるものは、ボリュームが出すぎてしまい着太りにつながってしまうので要注意です。
お尻が高めの位置にあるので、ボトムスにタイトスカートを持ってくると全体的にメリハリのあるシルエットが作れます。
きめ細かく高級感のあるコットンや、ハリのある綿サテン、シルクサテンなど上質な素材が弾力のある肌になじみます。
Iラインを作ってくれ、スッキリ見せにつながるストライプが似合います。柄のあるものは、コントラストがしっかりある大ぶりの柄がお似合いです。夏場は大ぶりの花柄がオススメ。

ウェーブ:流行のサッシュベルトでくびれ見せ

襟ぐりが横に開き、鎖骨がきれいに見えるトップスがオススメです。夏場、肌見せでスッキリ見せたいというときは、華奢な背中や二の腕見せが◎。ウエストが細めなので、流行のサッシュベルトでくびれを強調するとスッキリ見えます。
重心がある下半身は軽やかに見えるフレアスカートや、コンパクトに見えるスキニーパンツで。
やわらかな肌に合うシフォンや、カラフルなファンシーツイードなどフェミニンな素材がマッチします。
花柄、ドット、チェックは小柄、コントラストが強すぎないフェミニンなものを選んで。

ナチュラル:オーバーサイズが◎

骨格がしっかりしていて肉感的ではないタイプ。オーバーサイズの洋服でも着太りして見えにくいので、すこしゆるっとしたテイストがオススメです。反対に、ピタッとした服や、二の腕などが出る服は骨太感が出てしまうのでおススメできません。
膝の皿など下半身の骨もしっかりしているので、ロングスカートなどで覆ったほうが全体のシルエットがスッキリ見えます。
ラフでカジュアルなものが似合うので、素材は麻やガーゼ地などを選んで。
ギンガムチェック、ストライプ、ボーダーなど、柄も「カジュアル」を意識してチョイスすると失敗なしです。流行りのボタニカル柄も、自然なテイストが得意なナチュラルさんとの相性はばっちりです。

「骨格診断」気になった方は

上内さんが講師を務めるICBインターナショナルでは、骨格診断について学べる講座を開講しています。詳しくは下記URLから。
http://www.icb-image.com/finishing/color_and_fashion_coordination.html

お話してくれた方

上内奈緒さん

イメージコンサルタント。
骨格診断ファッションアナリスト認定協会理事。
協会認定校のICBインターナショナル講師として骨格診断ファッションアナリストの育成や企業のイメージアップ研修を行う。
ICBインターナショナル:http://www.icb-image.com/

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