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憧れの峰不二子体型になってデートして気づいた「グラマー女子」のリアル

憧れの峰不二子体型になってデートして気づいた「グラマー女子」のリアル

胸の大きな女性の気持ちを理解したうえで記事を書いてもらおうと、各ライターさんに挑戦してもらっている「1日Gカップ体験」。今回は、峰不二子体型に憧れがあるという恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんが、デート体験にトライ。洋服選びから胸の重さ、意図せぬ視線など、ボリュームバストになってからの様々な「気づき」を体験ルポ形式でご紹介します。

おおしまりえ

おおしまりえ

2017.9.24

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みなさんこんにちは、峰不二子です。
あ、間違えました。私は恋愛ジャーナリストのおおしまりえ。身長は167cmと、ボンキュッボンの代名詞である、『ルパン三世』の峰不二子ちゃんと、身長が同じことが小さな自慢の、32歳です。
身長だけ峰不二子の筆者。常々「おっぱいも不二子ちゃんサイズになりたい」と切に願い、10代はおっぱいを大きくする体操を試したり、20代は豊胸効果のあるサプリメントを服用していた時期もありました。でも努力もむなしく、今の私の胸は日本人の平均であるDカップをキープ中。谷間も頑張れば作れなくもないけれど、やっぱり“天然巨乳”には憧れがあったりします。

 

今回そんな私の夢を叶える「Gカップ体験キット」が、編集部から送られることになりました。重量2.2キロあるというキットを装着し、夢である大きい胸を手に入れたわけですが、せっかくならこの胸をめいっぱい満喫してみたい!
ということで、「デート体験」をしてみました。

 


【Gカップ体験キット装着前(左)と装着後】

 
 
 

着る服が無い!

文字通り胸を膨らませて街に繰り出した際気になったこと。それはやはり扱いや視線です。過去にであったグラマー女子たちは「胸に常に視線を感じる」とか「男の人があからさまにエロい目で見てくる」なんてコメントを残しておりましたが、実際問題「それって自意識過剰なんじゃないの?」と疑念を抱いたときもありました。しかも普通胸の筆者は、これら迷惑報告すらも、憧れを抱いてしまうときがあったりしたのです。女ってどこまでいっても、無い物ねだりなんですね。
今回長年の憧れを叶えてのデートが実現するわけですが、デートといえば、まずは洋服選びが大切です。しかし、いきなり現実にぶち当たります。
「服が、マジでない……」
筆者はもともとVネックの服が大好きなのですが、巨乳でVネックを着用すると、とにかく胸が強調される。そしてタイトな洋服は、インパクトがすごい。これがリアル峰不二子なのかもしれませんが、いうなれば、“美しいけど不自然な曲線”を体が描いてしまうため、ぴったり目の服装は勇気がなく着用できません。憧れていたはずなのに、いざなってみると勇気が出ない。まさかこんな気持ちになるとは思ってもみませんでした。

 

【ほとんどがVネックやタイトなデザインばかり。胸が強調されない服がない……】

 

かといって、ゆるいトップスは胸のカバーはされるものの、胸だけではなく、お腹周りまでもっさりしてしまうので、悲しいくらい似合わない。
結局悩んであれこれ着用した結果、やっと服を決めることができました。

 
 

【ゆったりしたトップス×紺色カーディガンで横乳カバー!】

 

洋服選びのポイントは3点。
・襟ぐりが適度に詰まっている
・タイトすぎず、かといってゆるすぎない(つまりちょっとダボっとしている)
・胸が強調される横乳をカバーする

 

この3つの重要なポイントを押さえると、巨乳がかなり自然に落ち着くことを発見しました。しかし、お気づきだと思いますが、悲しいくらい色気もおしゃれさもありません。気づけば大きい胸を楽しむことよりも、いかにさりげなくカバーするかに意識がむいていた筆者。「憧れていたはずなのに、巨乳という資産は、意外と持て余しがち」という現実を、序盤から痛感したのでした。

 
 

【外出時の一幕。かなり自然になって……る?】

 
 
 

重い! 暑い! 脱ぎ捨てたい!

とりあえず着る服を見つけ、急ぎ足で外出しますが、開始5分でもう心の中では叫んでいました。
「暑いし重いし、ぬぎてええええ!」
なんせ2.2キロが乗っているわけですし、その分通気性も悪くなっています。おまけに早歩きしようものなら、ゆっさゆっさと揺れる胸。「本当に揺れる~」と、初めは感動を覚えましたが、すぐに「くっそ! 重い! 走れない!」という苛立ちへと変わっていきます。

 

【カーディガンがずれると胸の膨らみが目立つので、気づかぬうちに前かがみになってしまう】

 

しかも、なぜかまっすぐ歩くのも辛い。2.2キロの慣れない重さが、体の重心をブレさせてしまい、まっすぐ歩くことすらも難易度を上げていたようです。
大きな胸って、小さく生活に支障をきたすんですね。今までやみくもに憧れて、ごめんなさい。

 
 
 

カウンターに突っかかる胸!

【カウンターに突っかかる胸が、地味に邪魔で苛立ちを覚えます】

 

やっとこさお店に到着すると、すでにデートのお相手である男性が待っていました。今回の趣旨は事前に説明していたものの、目があった瞬間サッと視線を外した彼。インパクトについて伺うと、「偽物とわかっていても、胸につい目がいくね」と、率直な男の条件反射的心理を教えてくれました。
座ってしまえば、多少楽。ということで、本日はハマグリ専門店のカウンターで楽しいひと時を過ごします。
いざ席につくと、胸がカウンターにつっかえたり、物を落として拾おうとしたら胸が邪魔になったりと、小さく障害物として私の所作を邪魔するおっぱい。巨乳に無類の憧れがありましたが、こんな地味な辛さがあったとは……。

 
 

【いい加減疲れてきたので、腕組みをして胸を支え始める。胸が重くて肩がこるという辛さを初体験】

 

一軒目のお店を後にし、酔い覚ましに15分ほど歩いて移動することにした2人。夜の街をいい感じに歩いていたわけですが、彼がふとつぶやきます。
「すごい!ほとんど、見てる!」
なんのことかと思いきや、すれ違う男性のほとんど、さらに半数以上の女性すらも、必ず私の胸をチラ見していることを教えてくれました。

 
 

【全身写真を見ればかなり胸が突き出しているのがわかります。ゆったりした服でも前後の丈に差が出て、似合う服を探す苦労を感じます】

 

実は外出直後から、チラチラと視線は感じていたものの、ただの自意識過剰だと思い、スルーしていた筆者。しかしこうして他人から指摘されると、胸の求心力を改めて痛感。不用意に視線を集めることの居心地の悪さといったらありません。今まで胸が大きいなんて幸せなことしかないだろうと思っていましたが、グラマー女子の皆さんには、謝りたい気持ちでいっぱいです。

 
 

【最後に1ポーズ……と夢のセクシーショットを残してみましたが、差は歴然。勉強になりました】

 

結局その後入ったカフェで「もう無理!」と重さに根を上げ、Gカップ体験キットを脱ぎ捨ててしまいました。
これまで憧れ続けていた不二子ちゃん体型。3時間の体験でその重さ、服選びの苦労、意図せぬ視線を集めてしまうといった現実を知りました。
憧れているだけではわからなかったことだらけです。

 

不二子ちゃん、ナイスバディにも色々苦労があったのね。

 

また一つ成長した気がするのでした。
身をもって理解したアレコレを”ムネ”に、いろんな企画を考えていきたいと思います。

 
 
 

(おおしまりえ)

 
 
 

【あわせてどうぞ】
【1日限定巨乳体験】BカップがGカップになって気づいた不都合な真実

 
 
 
 
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おおしまりえ
恋愛ジャーナリスト・イラストレーター 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「anan」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にエッセイや恋愛コラムを執筆中。
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