ニットを愛用する胸の大きな人たちからは、こんな意見が多く出ています。
「ボディラインがスッキリして太って見えないのは、ニットの服」
「ニットは伸縮性があるから、胸が入らない不安も少ない」
ニットは生地がよく伸び、なおかつボディラインに沿ってぴったりとフィットする特性があります。これは胸の大きな人にとっては、「服が胸でつかえて着ることができない」という不安を解消するのと同時に、「お腹までボリュームがあるように見えてしまう」などの悩みを軽減してくれるようです。
一方で、苦手だという女性の意見もありました。
「ニットの服は胸の大きさが目立ってしまうから苦手」
「下着のラインが出てしまうことがある」
「胸をわざと目立たせていると言われて嫌だった」
ニットの利点である伸縮性が逆に胸を強調しすぎてしまうという理由からニット生地を避ける女性も少なくないようです。また、ボディラインが出てしまうことが嫌な女性の中には、ニットを着ない人も。
ただニットと一口に言っても編み方もさまざまで、編む毛糸の太さや種類によってもまったく印象が異なります。
「網目が大きく、硬めのニットでボディラインを出しすぎないようにしている」
「モコモコしたニットで(胸を強調しないようにして)下品に見えないようにしている」
というような意見もあり、ニット生地のメリットを得つつ、自分にとってのデメリットを減らそうと工夫している女性もいるようです。
左では、タイトなニットでウエストが強調され、細さアピールに貢献。
中央では、濃いめのストライプが胸の目立ちを軽減。
右では、厚手の生地が身体のラインを拾わないのでボディラインが強調されず、さらに大きめの編み目が胸から目線を反らしてくれます。
このように、着る人の優先するポイントを意識しつつ、「どう見せたいか」に応えてくれるニットが見つかると良いですね。
(めるのあやか)
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