胸の大きな女性向けのファッションブランド「HEART CLOSET」。
Eカップから展開する下着ブランド「ivyy（アイヴィー）」。
ふたつのブランドがコラボレーションし、クラウドファンディングでルームウェアを限定発売することになりました。
そこで、「ivyy」代表・原田奈津美さんと弊社代表・黒澤美寿希に、コラボのきっかけ、ルームウェアのデザインなどについてお話を伺いました。

きっかけは対談

――コラボレーションのきっかけを教えてください。

黒澤美寿希（以下黒澤）：5月下旬にある企画で対談することになり、そこで初めて会って。すぐ意気投合したんです。

原田奈津美（以下原田）：胸が大きい人向けのブランドという共通点がありますよね。目指しているところは同じなのかなと、共感する部分が元々ありました。そんな中、対談があって「何か一緒にやりたいね」という話に。

――そこからすぐコラボレーションの話に？

黒澤：はい。1週間後には具体策を持ち寄って、ふたりで話し合いました。恵比寿の中華料理屋さんでね（笑）。私が「ルームウェア作ろうよ」と言い出したんだよね。

原田：私もルームウェア、本当に作りたかったんです！

家でこそ、かわいくてリラックスできるものを着たい

――どうして「ルームウェア」だったんですか？

黒澤：個人的に、「ほしいものリスト」の上位だったんです。胸が大きいと、ルームウェアがないんですよ。シャツと同じように胸元が窮屈だったり、生地が胸で引っ張られて肩回りがきつかったり……。かと言ってオーバーサイズだと、お腹の部分がスカスカで寒いんですよね。ルームウェアって本来、家でゆったりくつろぐためのものなのに、胸が大きいと着てもくつろげない。そんな状況に違和感があったんです。

原田：私は、家にいる時間が好きで。だから「家でもかわいいものが着たい！」と思ってたんです。自宅では、メンズTシャツなどオーバーサイズのものにショートパンツを合わせて着ることが多いんですが、自分で思うんですよ。「女子力ないな……」って。宅配便が来たときなんか、恥ずかしいですもん（笑）。

――当事者だからこそ、必要だと感じるものを作ったということですね。

黒澤：ふつうは、かわいいルームウェアを着るか着ないか、自分で選べるんですよね。選択肢がある中で、「私はかわいいのがいい」という人もいれば、「私は楽ちんなジャージがいい」という人もいる。けれど現状、胸が大きいと選べないんです。だから、「かわいいものを身に付けたい」方々の気持ちを満たすものが作れたのは、本当によかったです。

――たしかにかわいいですよね。こだわりポイントを教えてください。

原田：やはり、肌に触れるものなので、生地の肌触りですね。色合いも大事にしました。リラックスできて、年中着られるという観点で選びました。デザインで言うと、シンプルだけどポイントがあるものがいいなと思って。そこで八分丈やシャーリング、リボンで「かわいさ」を出しました。使い勝手で言うと、トップス、ロングパンツ、ショートパンツの3アイテムありますが、全部にポケットがあります。あると便利ですよね。

黒澤：3アイテムとも、単品でもしっかりとかわいいのに、合わせてもうるさくならない絶妙のデザインです。もちろん、HEART CLOSETの「胸が大きい人向け」のギミック――立体裁断なども着やすさ、こだわりのポイントです。

――出来栄えにかなり満足されているようですね。

原田：そうですね。初めの打ち合わせから「ルームウェアはシンプルなのがいいよね！」とふたりの意見が一致していました。なのでシンプルな中にも、可愛さがある理想を詰め込んだ、ベストのものができました。

黒澤：実は、今サンプルを家で使用しているんですが、本当にいいものができたと実感しています。ルームウェアって、こんなに暖かくてリラックスできるものだったのかと……。家に帰って着替えるのが楽しいですもん。就寝時も着ていますが、ぐっすり眠れますね。これまでTシャツやキャミソールを着て寝ていたんですが、胸に引っ張られて前裾が上がってお腹が冷えてたんです。これは前丈を長めに作っているし、シェイプもきかせているのでお腹のあたりにスペースができることもなく、あったかいんですよね。

原田：これまで妥協せざるを得なかった胸が大きい女性に向けて、特別な一着が作れたと思います。それを肌で感じて欲しいですね。着れば、このよさがわかります！

黒澤：着ないとわからない（笑）。

【クラウドファンディングの詳細はこちらから】
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